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  1. 橿原市議会 1997-09-01
    平成9年9月定例会(第3号) 本文


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成9年9月定例会(第3号) 本文 1997-09-22 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 143 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 2 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 3 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 4 :  ◯15番(高見精一君) 選択 5 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 6 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 7 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 8 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 9 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 10 :  ◯10番(浜田紀子君) 選択 11 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 12 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 13 :  ◯24番(住友 均君) 選択 14 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 15 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 16 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 17 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 18 :  ◯15番(高見精一君) 選択 19 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 20 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 21 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 22 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 23 :  ◯14番(樫本利明君) 選択 24 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 25 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 26 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 27 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 28 :  ◯20番(細川佳秀君) 選択 29 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 30 :  ◯24番(住友 均君) 選択 31 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 32 :  ◯20番(細川佳秀君) 選択 33 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 34 :  ◯同和対策部長(島田忠宗君) 選択 35 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 36 :  ◯24番(住友 均君) 選択 37 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 38 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 39 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 40 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 41 :  ◯20番(細川佳秀君) 選択 42 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 43 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 44 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 45 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 46 :  ◯20番(細川佳秀君) 選択 47 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 48 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 49 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 50 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 51 :  ◯24番(住友 均君) 選択 52 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 53 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 54 :  ◯23番(青木光治君) 選択 55 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 56 :  ◯21番(井上龍将君) 選択 57 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 58 :  ◯議長(平沼 諭君) 選択 59 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 60 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 61 :  ◯24番(住友 均君) 選択 62 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 63 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 64 :  ◯23番(青木光治君) 選択 65 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 66 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 67 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 68 :  ◯24番(住友 均君) 選択 69 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 70 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 71 :  ◯23番(青木光治君) 選択 72 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 73 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 74 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 75 :  ◯24番(住友 均君) 選択 76 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 77 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 78 :  ◯23番(青木光治君) 選択 79 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 80 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 81 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 82 :  ◯24番(住友 均君) 選択 83 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 84 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 85 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 86 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 87 :  ◯24番(住友 均君) 選択 88 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 89 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 90 :  ◯23番(青木光治君) 選択 91 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 92 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 93 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 94 :  ◯24番(住友 均君) 選択 95 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 96 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 97 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 98 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 99 :  ◯24番(住友 均君) 選択 100 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 101 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 102 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 103 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 104 :  ◯24番(住友 均君) 選択 105 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 106 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 107 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 108 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 109 :  ◯24番(住友 均君) 選択 110 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 111 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 112 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 113 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 114 :  ◯24番(住友 均君) 選択 115 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 116 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 117 :  ◯23番(青木光治君) 選択 118 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 119 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 120 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 121 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 122 :  ◯16番(森本平雄君) 選択 123 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 124 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 125 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 126 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 127 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 128 :  ◯16番(森本平雄君) 選択 129 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 130 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 131 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 132 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 133 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 134 :  ◯16番(森本平雄君) 選択 135 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 136 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 137 :  ◯22番(馬場 前君) 選択 138 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 139 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 140 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 141 :  ◯副議長(長谷川雅章君) 選択 142 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 143 :  ◯副議長(長谷川雅章君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前10時05分 開議 ◯議長(平沼 諭君) これより本日の会議を開きます。ただちに日程に入ります。 ────────────────────────────────────────                 日程第1 議長報告 2: ◯議長(平沼 諭君) 日程第1、議長報告を行います。  議会事務報告NO.2につきましては、ご配付申し上げたとおりでございますので、よろしくご清覧おきお願いたします。  これをもって議長報告を終わります。 ──────────────────────────────────────── 日程第2 議第38号 橿原市農業委員会の委員の選挙区に関する条例の一部改正につい            いて 3: ◯議長(平沼 諭君) 日程第2、議第38号、橿原市農業委員会の委員の選挙区に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、高見君。              (15番 高見精一君 登壇) 4: ◯15番(高見精一君) 本件につきましては、9月10日に建設常任委員会を開催し、審査いたしました。質疑において、この条例改正について地元農業委員の了解を得ているのか、また、委員の定数は変更されるのかとの問いに対して、関係各位の了承をいただいている。また、定数については変わらないとの答弁がありました。  以上の結果、本件を原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告を申し上げます。 5: ◯議長(平沼 諭君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 6: ◯議長(平沼 諭君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論、ありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) 7: ◯議長(平沼 諭君) これをもって討論を終わります。  議第38号について、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。  本件は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 8: ◯議長(平沼 諭君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり、可決されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第3 議第39号 橿原市安全で住みよいまちづくりに関する条例の制定について 9: ◯議長(平沼 諭君) 日程第3、議第39号、橿原市安全で住みよいまちづくりに関する条例の制定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。厚生常任委員長、浜田君。              (10番 浜田紀子君 登壇) 10: ◯10番(浜田紀子君) 本件については、9月10日に厚生常任委員会を開催して、審査いたしました。  まず、この条例案の中で、市の責務や市民の責務がうたわれているが、具体的な考え方を問われたのに対して、第3条にうたわれている市の責務については、第(1)号の啓発に関することとして、地域住民の安全意識の高揚と、普及を図るため、市広報紙等による周知徹底、地域安全フォーラムや講演会の開催、さらにインターネットによる橿原市ホームページ利用等の広報、啓発活動を考えている。第(2)号、(3)号については、子供たちを誘拐や非行、暴力団から守るためや、老人や女性が安心して暮らせるようにとか、泥棒が嫌がるロックシステムや、車、自転車、オートバイの盗難から守る環境整備等々をそれぞれの立場から考えていただこうということと、さらにボランティア団体やPTA、自治会等の連携や、各地域の連帯感を強めるための活動に積極的に協力し、事件、事故等を防ぐための活動をしていくものである。また、第4条については、市民の責務をうたっているが、本条例の目的を達成するためには、市民の方々の協力が一番重要であるため、自主的な地域安全活動の推進についての努力義務、及び協力義務を罰則のない制限規定とし、市の実施する施策に協力していただくことを求めている条項であるとの答弁がありました。  次に、この条例は、県下各市とも提案されているようだが、国や県等の要請等により今回提案されているのかと問われたのに対して、住民の安全を守り、健やかで安心して暮らせるようにすることは、地方自治法でもうたわれているように、各自治体の基本的な責務であるため、最近全国的にも凶悪な事件が多発し、各地域においても身近な犯罪が増加し、事故や災害等もふえ、市民生活における安全に対する不安感も増大している現在、生活に関する市民の意識を高め、自主的な安全活動を促進するとともに、犯罪、事故防止に配慮した生活環境を整備し、行政と市民が一体となって、安全で住みよい地域社会の実現を図るということで、今回の提案となったとの答弁があり、これに対し、県の市長会で県下10市が提案することを決められたのかと問われたのに対し、月ケ瀬村の事件等も踏まえ、住民の安全を守るには、行政が何を、どのように対処すればよいかということで、過日の市長会でもこの問題を取り上げられたことは事実であるが、このような問題を住民の方々とともに対応を考えることが大事であるということから、県では大き過ぎることもあり、市町村段階から対応を考えることが必要と考え、このような形となったとの答弁がありました。  次に、今、このような条例をわざわざ制定しなくても、現状ある条例、要項また法律等の中で十分対応していけるのではないかと問われたのに対して、確かに他の条例や法もあるが、今回の場合は市民と行政が一体となり、身近な場所で犯罪等が起こらないように、お互いが気をつけて、どのようなことをすべきか、この生活安全推進協議会でご議論いただき、安全対策を進めようという考えが中心と考えており、皆さんのご協力をいただき、住民と行政ができることをやっていこうというのが主旨であり、宣言的、啓発的な条例とお考えいただきたいとの答弁がありました。  次に、第3条、2項等にある、関係行政機関及び関係団体とはどのようなものかと問われたものに対し、市の自治委員連合会、防犯協会、地域防犯委員会、PTA連合会、橿原地区交通安全対策協議会、橿原高市暴力団追放協議会等が考えられるとの答弁がありました。  次に、現在、全国に数千カ所ある警察の派出所が橋本行政改革の中で切り捨てられ、なくなっていく方向のようだが、その肩代わりとしてこのような条例をつくり、行政や市民に「ツケ」をもってくるというねらいであると考えるし、またこの条文では余りにも抽象的過ぎて先が見えないため、例えば青少年の健全育成を阻害する有害環境をなくするにはどうするとか、犯罪事故防止の環境整備をどのようにするとか、政策をきっちり明記した条文にすべきだと考えるがどうかと問われたのに対して、この条例では、市民の方々から行政に対して、こういうことをすれば住民の安全が守れるとか環境もよくなるとかの各地域にある市民の方々の声を吸い上げさせていただき、それを推進協議会で議論願い、その結果を、例えば防犯推進協議会や交通安全協議会等に申し入れも行いたいと考えており、警察のかわりとか、先走りとかするということがないとの答弁がありました。  次に第4条の条文は、「市が実施する施策に協力するものとする」と決めつけた文章になっているが、市の出してくる施策が必ず正しいとは限らないと考えるので、もう少し考えられてはどうかと問われたのに対して、本条例の目的を達成するために最も重要なことは市民の協力であると考えるため、自主的な地域安全活動の推進について、この4条で努力義務と協力義務を規定しているが、これは罰則のない宣言規定としているとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、次に討論において馬場委員より、この条文については非常に抽象的で窓口が広過ぎると思うし、もっと市の限定された施策を明記すべきだと考える。また、現行の条例や要項の中で十分果たしていける問題がかなりあるのに、このような条例を今、制定しなければならない必要性が感じられないことなどから反対する、との反対討論があったため、起立による採決を行った結果、起立多数で本件は原案どおり可決すべきであると決定しました。  以上ご報告申し上げます。 11: ◯議長(平沼 諭君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 12: ◯議長(平沼 諭君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 13: ◯24番(住友 均君) ただいま委員長報告ございましたけれども、橿原市の安全で住みよいまちづくりに関する条例の制定について、反対したいと思います。  その理由は、確かに今、神戸市や月ケ瀬村など、そういった凶悪事件が続出して、市民の皆さん方も大変不安な状況になっている、何とかしなければならないというのは、よくわかるわけなんでございますけれども、こういったことが本当に自治体の条例で制定して、それが住民と本当に自治体とが必要なのかというのが問われるわけです。地方自治法の中には、自治体の役割は住民と通行者の身体の安全や財産の確保のために施策を進めるということを第2条に明記してございます。住民とともに知恵と力を合わせて具体化しなければならない。もう一つは警察にとっても警察法の個人の権利と自由を保護し、公共の安全と秩序を維持するという目的責務第1条、2条に従って、こういう事柄から日常、普段に警察活動を強化すればよいことであって、要するに警察本来の活動である刑事防犯活動を自治体、住民に肩代わりさせた上、市民には相互援助の精神とか、施策の協力とかいう責務を負わす、このようなものであります。また、この条例制定が本当にいま自治体に必要なのかどうかということについても、今さまざまな社会の病理現象への住民の不安の解決、何とかしなければならないという声に応えることができない、このように思います。今求められているのは、条例ではなくて、社会の病理現象に対する県民、市民の関心と不安に視野を広げて、取り上げて、ともに克服する運動を進めて、拡大することではないでしょうか。  例えば、通学路の安全対策推進や防犯灯の設置など、自治会やPTAの運動を援助したり、推進したりすること、また俗悪なビデオレンタル、雑誌、番組に対する批判など自主的活動の激励、また学校でのいじめの克服、体罰の一掃など、人間を大切にする教育、また地域における子供の権利条約推進など、子供の人権を大切にする、そういう世論の構築などの推進によって、健全な市民道徳の形成を進めていく、そして知恵と力を出し合って健全な市民道徳の形成、安全ですみよいまちづくりを進めていく、こういうことが、今問われていると思います。そういう意味でこの条例について反対したいと思います。 14: ◯議長(平沼 諭君) ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 15: ◯議長(平沼 諭君) これをもって、討論を終わります。  議39号について、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、可決であります。本件は委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 16: ◯議長(平沼 諭君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第4 議第40号 橿原市今井町伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限            の緩和に関する条例の一部改正について 17: ◯議長(平沼 諭君) 日程第4、議第40号、橿原市今井町伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。建設常任委員長、高見君。              (15番 高見精一君 登壇) 18: ◯15番(高見精一君) ちょっと歯がとれまして、言葉をしゃべりにくいところがありますので、よろしくお願いします。  本件につきましては、9月10日に建設常任委員会を開催し、審査いたしました。  質疑において、保存地区で建物を建てかえる場合、敷地面積が100平方メートル以下なら80%の建ぺい率であるが、100平方メートル以上の場合はどうなるのかと問われたのに対して、敷地面積が100平方メートルを超える場合でも、建築面積が80平方メートル以下のものについても建ぺい率を80%に緩和するとのご答弁がありました。  次に、建築基準の緩和により、都市空間や防災上の問題が生じてくると思われるが、どう考えているかとの問いに対して、建ぺい率について、建築面積などにより緩和を行うが、災害時の避難通路等を十分確保した上で行っていきたいとの答弁がありました。  次に建築面積が80平方メートルを超えるものについては、建ぺい率はどうなるのかと問いに対して、現行法どおり60%であるとの答弁がありました。  以上の結果、本件を原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上ご報告申し上げます。  それに続いて、前回の建設常任委員会の中の協議会についての県からの回答がちょっと返ってきておりますので、ご報告いたします。 19: ◯議長(平沼 諭君) 協議会に切りかえます。               午前10時22分 休憩              ──────────────               午前10時35分 再開 20: ◯議長(平沼 諭君) 本会議に戻します。今以降の発言については、議事進行上、慎んでいただきたいと思います。  本件に関する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 21: ◯議長(平沼 諭君) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────        日程第5 議第41号 消防ポンプ自動車の取得について 22: ◯議長(平沼 諭君) 日程第5、議第41号、消防ポンプ自動車の取得についてを議題といたします。本件に関し、委員長の報告を求めます。総務常任委員長、樫本君。             (14番 樫本利明君 登壇) 23: ◯14番(樫本利明君) 本件につきましては、9月10日に総務常任委員会を開催して審査いたしました。  まず、今回の取得金額は妥当であるのかとの問いに対しまして、今回の取得については3業者による競争入札を行い、日本ドライケミカル、小川ポンプ、株式会社モリタ大阪支店のうち、2,121万円で株式会社モリタ大阪支店が落札しており、予算額は2,400万円を計上していたとの答弁がありました。  次に消防ポンプ自動車の各分団への配備状況を問われたのに対して、各分団に1台ずつの配備をしているとの答弁がありました。  次に保管場所及び事故等の経費の支出について問われたのに対して、八木分団については、市役所の来庁者用臨時駐車場に仮車庫を建設し、来年からの出動体制を整え、本車庫の建設については市有地の中で他の事業との調整も図りながら検討していきたい。また今井分団については本年度、車庫の建設費を予算計上していたが、諸般の事情により、おくれているため、来年度に予算を繰り越して、1年程度は仮車庫を建設し対応する予定で地元と場所等について詰めていきたい。また事故等については、他の庁用車と同じく全国市長会の保険で対応していきたいとの答弁がありました。  以上の結果、本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 24: ◯議長(平沼 諭君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑討論省略」と呼ぶ者あり) 25: ◯議長(平沼 諭君) 質疑討論省略の声がありました。これをもって、質疑討論を終わります。  議第41号について採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 26: ◯議長(平沼 諭君) 異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────   日程第6 議第42号 平成9年度橿原市一般会計補正予算(第1号)について 27: ◯議長(平沼 諭君) 日程第6、議第42号、平成9年度橿原市一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、細川君。              (20番 細川佳秀君 登壇) 28: ◯20番(細川佳秀君) 本件につきましては、9月17日に予算特別委員会を開催して審査いたしました。質疑の方法は一括で行いました。  まず、社会交通対策の生活安全推進協議会の構成メンバーの選出基準を問われたのに対して、予定としては14名の人員で、構成については防犯協議会の長を中心に市議会厚生常任委員長や、橿原市PTA連合会の会長等を考えているとの答弁がありました。  次に、市民税9,712万3,000円の補正内容を問われたのに対して、市民税のうち個人の現年課税分にかかわるもので本年7月31日現在の調停額からして約1億円近い増収が見込まれるため、歳出に合わせて補正を計上したいと答弁がありました。  次に、私立保育所措置費の対象児童数、及び内容を問われたのに対して、昨年より発生しているO-157や、市内金橋小学校での食中毒発生に伴い、夏休みのない保育所給食及び児童、職員の健康安全等を目的に補正を計上しており、金額にして、各保育所一律に20万円と、対象児童1,140名に一人当たり1,400円の措置を考えているとの答弁がありました。  次に、金橋小学校での食中毒に対して見舞金を出されるようだが、支出の根拠と全員を対象とされているのかの問いに対して、見舞金については有症、無症を問わず、全員に一人当たり3,000円分の図書券を配付したいとの答弁がありました。  次に、市営住宅転宅補助金の内容、及び本庁舎並びに文化ホールの駐車場整備工事の内容を問われたのに対して、今回、公営住宅法の改正により、家賃制度が変更になり、同和向け住宅の激変緩和措置が法的には通常7年かかって調整をすることになっているが、今回の大久保団地の建てかえについては、法改正が平成8年度になったため、新法により建てかえの場合は5年しか認められないことになっている。そのため、今回の大久保団地については十数年来にわたる建てかえの要望や用地確保のおくれなど、事業のおくれを勘案して家賃の差額分として、補助金として算出した額8,900円を32戸分の2年間補助したい。  また本庁舎駐車場整備については、本庁舎東側の民有地と本年5月契約ができたため、来庁者用駐車場として41台分、932.76平方メートルを整備し年内に供用開始をしていきたい。また、文化ホール駐車場整備については、現在の第2駐車場の真ん中部分であいていた土地について契約ができたので、駐車場として整備をしたいとの答弁がありました。  次に、市営住宅転宅補助金の補助内容について、居住されている方々、それぞれで家賃の値上げの金額が違ってくる中で、2年間一律の補助をされるのかとの問いに対して、家賃については減免等もあるが、現行の所得でいくと、最低の家庭では平成14年度には3万1,000円、最高の家庭では12万5,300円という開きがある。しかし個人に当てはめていく場合について所得等が毎年違ってくることから、一律の補助をしていきたいとの答弁があり、この答弁に対して建てかえがおくれたために7年の適用が5年になった措置について法的に問題はないのかとの問いに対して、公営住宅法では転宅移転料は支出しなければならないという規定になっており、同和向け公営住宅の建てかえ事業については、昭和55年から行っている。その基準に基づいて国費等の補助ではなく、市の単費として支出しているとの答弁があり、この答弁に対してルールに基づいて執行されることはよいが、行政側のミスが原因になっていることはないのかの問いに対して、今回については建てかえ用地の取得交渉に時間がかかり、ようやく土地の所有者から買収できたのが今の時点となったもので、それらも考慮して2年間分の補助をしていきたいとの答弁があり、この答弁に対して、今回の補助については行政側の判断によるものか、それとも地元の要望であるのかの問いに対して、地元からも要望があり行政としても内容で協議した結果、今回計上したとの答弁があり、この答弁に対して、安易に補助をすることによって、今後違うケースについて問題が残らないのかとの問いに対して、今後についても建てかえの予定はあるが、これまでの経緯もあるので十分協議を行い、その時点で補助等を考えていきたいとの答弁がありました。  次に、病院群輪番制委託料の内容を問われたのに対して、第2次受け入れ病院の輪番制が本年3月31日まで市内の4病院の体制で行われていたが、4月から急きょ3病院になり、当番日数がふえたことと、合わせて交通事故等によるレントゲン使用の増加により、今回補正を願いたいとの答弁がありました。  次に、今井町住環境整備事業の内容及び防災用備品購入の内容を問われたのに対して、主なものとしては町並み整備工事として、今井西公園の復元工事と防火水槽の設置と用地購入として、昨年土地開発公社が買収された旧米谷家を公社から買い戻すものと、補助金については修理・修景の補助金が建設省でもとってもらえることから、3件分の1,100万円を計上したい。また防災用備品購入については、本市では阪神・淡路大震災を教訓に、地域に根ざした防災体制の充実ということで、平成8年度より地域の自主防災組織の育成に取り組んでいるので、それに関連して国においても、消防施設整備等補助金の中で整備事業を進められており、本市においては備品購入費として可搬式ポンプ、投光器、発電機、チェーンソーや消耗品として救急箱、メガホン、毛布、ヘルメット、防災シート等を購入するということで、国から補助決定が出されたことに合わせて補正を計上したとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、次に討論において、馬場委員より補正予算すべてに反対ではないが、生活安全推進協議会の設置について構成や条例作成についても内容が不十分であり、現時点で予算化するということには賛成できないので反対するとの反対討論があり、起立採決の結果、起立多数で本件は原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  審査の結果は以上であります。  以上、ご報告申し上げます。 29: ◯議長(平沼 諭君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 30: ◯24番(住友 均君) ただいま委員長報告ございましたけれども、委員長さんではなくて、理事者の方にその関連で質問したいと思います。  というのは、先ほど報告がありましたように、市営住宅の転宅の補助金の問題で、これが今度公営住宅法の改悪に関連して激変緩和のことで2年分は補助すると、こういうことであります。そういったことが、今、いろいろなこの問題をめぐって住民の皆さんから、いろいろ減免制度とか家賃の補助制度をつくってほしいと、こういう状況があるわけでございますけれども。そういった関連したことで行われているのか、その辺についてお聞きしたいということ。もう一つは、ここに協議会の報告にもありますようにですね、少し移転費が高いのではないかということで、市民の皆さんに十分納得できるように説明できるようにしたらいいという意見が出ております。そういった意味でほかの市町村から聞いてみますと、こういう場合は一律20万円とか、それぞれの市町村、状況は違いますけれども、そういうことを聞いているんですけれども、その辺の橿原市のこういった転宅補助金の制度、それからこれは市単独でございますのでほかの市町村との関連で、ほかの市町村も若干知っている範囲であれば、教えていただきたい、この2点についてお聞きしたいと、このように思います。 31: ◯議長(平沼 諭君) 細川予算特別委員長。              (20番 細川佳秀君 登壇) 32: ◯20番(細川佳秀君) ただいま委員長報告に対して質疑のございました住友議員の質疑に対して、理事者の方から答弁をいただきます。 33: ◯議長(平沼 諭君) 同対部長。             (説明員 島田忠宗君 登壇)
    34: ◯同和対策部長(島田忠宗君) ただいま住友議員さんのご質問の件でございますが。今回の公営住宅法改正になりまして、既存の公営住宅につきましては平成10年から、それから、新規公営住宅につきましては、供用開始からともに新制度は適用すると、こういうことでございます。したがいまして新制度は平成8年8月30日に施行されましたけれども、ただし、既存の公営住宅は経過措置として平成10年4月1日をもって新制度が適用されるわけでございます。この制度によりまして、先ほど委員長報告にもありましたように、家賃が上がる住宅につきましては、同和向けにつきましては7年間の負担調整措置が受けられることになるわけでございます。しかし平成8年度以降で建った公営住宅につきましては、供用開始とともに新制度を適用されるということでございます。したがいまして、先ほど委員長報告にありましたように、本市の場合は諸般の事情でいろいろと工事おくれましたので、2年間、通常7年間を5年間しか適用できないということで、その差額について補助していきたい、これにつきましては一応地元の方も要望がありましたので、それに基づきまして申請しているものでございます。よろしくご理解のほど賜りたいと思います。  それから一点、忘れてましたが、各市の状況はどうかということでございますけれども。私の方は通常、国の方の基準転宅により算出して出させてもらっているわけでございますが、奈良市の場合につきましては、大体、転宅費で60万円、大和高田市の方では55万円、大和郡山市につきましては60万円。天理市につきましては、移転費が50万円。桜井市につきましては内訳転宅費については4万1,200円、電話の費用1万3,800円、ただし、現地建てかえのために引っ越しが2回必要なため、移転は上記の2倍11万円を支払い、プラスまた仮住まいの家賃保障については、5万円かける月数で支給されておられるわけでございます。御所市につきましては、33万円。  以上が把握している各市の支払い比較の状況でございます。よろしくお願いします。 35: ◯議長(平沼 諭君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論、ありませんか。住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 36: ◯24番(住友 均君) 議第42号の平成9年度の橿原市の一般会計補正予算、反対したいと思います。  反対の理由は、議第39号の「安全ですみよいまちづくり」に関する条例の中に、これを反対したわけですね。ですから、そこのいわゆる推進協議会の委員報酬という予算が組まれておりますので、全体がほかのいろいろな災害関連とかそういったことについては必要であって反対するものではございませんけれども、こういう補正予算の中にそういった条例で反対したことの予算が裏づけられておりますので、これについて反対したいと思います。 37: ◯議長(平沼 諭君) 討論、ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 38: ◯議長(平沼 諭君) これをもって討論を終わります。  議第42号について、起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 39: ◯議長(平沼 諭君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第7 議第43号 平成9年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につ            いて 40: ◯議長(平沼 諭君) 日程第7、議第43号、平成9年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、細川君。              (20番 細川佳秀君 登壇) 41: ◯20番(細川佳秀君) 本件については、9月17日に予算特別委員会を開催して審査した結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告いたします。 42: ◯議長(平沼 諭君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。             (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 43: ◯議長(平沼 諭君) 質疑討論省略の声があがりました。これをもって質疑、討論を終わります。  本件に対して採決いたします。  本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 44: ◯議長(平沼 諭君) 異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第8 議第44号 平成9年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第1号)について 45: ◯議長(平沼 諭君) 日程第8、議第44号、平成9年度橿原市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。予算特別委員長、細川君。              (20番 細川佳秀君 登壇) 46: ◯20番(細川佳秀君) 本件については、9月17日に予算特別委員会を開催して審査した結果、原案どおり可決すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告いたします。 47: ◯議長(平沼 諭君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。            (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 48: ◯議長(平沼 諭君) 質疑、討論省略の声があがりました。これをもって質疑、討論を終わります。  議第44号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、可決であります。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 49: ◯議長(平沼 諭君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────    日程第9 認第1号 平成8年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について 50: ◯議長(平沼 諭君) 日程第9、認第1号、平成8年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 51: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました。  質疑の方法は歳入から各款ごとに行いました。  まず歳入の第1款、市税の質疑において、国有資産等所在市町村の交付金の内容を問われたのに対して、固定資産で非課税となっているものについて、それと同等の価格を納めていただく分であるとの答弁がありました。  次に第4款、特別地方消費税交付金の質疑において、当初予算額と収入済額がほぼ同額になっている理由を問われたのに対して、市内の飲食業者に伴う一定額以上にかかる消費税であるが、過去の推移を見ながら当初予算に計上し、このような数字で収入することができたとの答弁がありました。  次に第6款、地方交付税の質疑において滞納額と交付税の関係を問われたのに対して、地方交付税については基本的には基準財政需用額と基準財政収入額により算定されており、収入額の中には市税の収入額も算定されるため、関係はあるが直接的に滞納額と交付税は結びつかないとの答弁があり、この答弁に対して景気の動向により交付税への影響はあるのかとの問いに対して、交付税総額については国税5税をそれぞれの市町村の需用額と収入額を見て一定の基礎数値で算定されるため、景気動向で国税3税が上がってきたら、当然総額がふえてくるので、全国レベルでの交付税総額は上がってくる。ただし算定基礎となってくる数値が市町村によって違うことから、必ず上がるということではないとの答弁がありました。  次に第16款、諸収入の質疑において開発・住宅造成事業等負担金を廃止する考えを問われたのに対して、昭和47年に住宅地造成事業に関する指導要綱を作成して、住宅地の開発者に対して、一部負担を願うという形で市内業者については坪当たり6,500円、市外業者については1万1,500円という負担金をいただいている。このような指導要綱をつくられた経過には、人口増加に伴う学校建設やゴミ焼却場、し尿処理といった問題について行政負担が多くなるということから、開発業者に対しても負担を願ったものであるが、ここ六、七年前からこうした過酷な負担をさせることについては問題があるという判例や、国・県からもこうした負担をさせることについての問題について通達文書が届いている中、本市でも検討を重ねており、今後については奈良県下を統一し、財政も考え合わせた上での処置を考えていかなければならないと考えている、との答弁がありました。  次に駅前広場使用料収入の内容を問われたのに対して、八木駅北側と橿原神宮駅前東出口の奈良交通によるバスの停車場部分の使用料であるとの答弁があり、この答弁に対して、バス会社以外のタクシーや長寿村等の送迎バスについても徴収しているのかとの問いに対して、タクシーについては、橿原神宮前駅西出口については、一部ある鉄道用地の中で営業をされており、それ以外については各駅前の公共広場での営業となっているが、過去からタクシーの配分や停車台数については、人口増加も伴いさまざまなトラブルが生じており、その後もタクシー業界とも協議をしているが、配分が決まらず現在に至っていることから、使用料については徴収できていない。また、長寿村等のバスについては送迎用の一時停止であるため、徴収はしないとの答弁があり、この答弁に対してごね得といったことでほうっておくのではなしに、もっと厳しく行政指導等を考えられたいとの要望がありました。  以上で歳入の質疑を終わり、次に歳出の第1款、議会費の質疑において、市の発行している各種優待券について、議会も含めた中でどのような状況になっているのかとの問いに対して、議会としては昨年度よりすべての優待券について辞退することを全体協議会で決定されたが、その後、市営駐車場については会議出席時に必要であるということから、希望者にのみ発行している。その他について、昆虫館は132枚、総合プールは110枚の優待券を、主に国・県関係や県内の市長村長、奈良交通・近鉄等に発行しているが、社会情勢の変化に合わせ、次回からは発行を差し控える旨の文書を送付しているとの答弁があり、この答弁に対して、来年度からは、議員への希望者に渡している駐車場の優待券も含めてすべて廃止されるのかとの問いに対して、原則的には来年度からはすべてを廃止することを文書で通知している。しかし、議会や秘書、広報といった他府県からの視察時に必要なものについては考慮したいと考えているとの答弁がありました。  次に、逆な形で橿原市がもらっている優待券の状況を問われたのに対して、市長に対しては県立の考古学博物館と、国立飛鳥資料館、議会に対しては国立飛鳥資料館の優待券をいただいているとの答弁がありました。  次に第2款、総務費の質疑において、今回不納欠損処分は1,553件、7,196万2,000円で昨年と比べると件数は減っているが、金額では387万7,000円ふえている状況であるが、昨年出された6項目に基づく処分方法についてどのように実行され、成果を上げられたのかとの問いに対して、徴収体制については11月から強調月間体制として12月、4月、5月の休日徴収を行っている。また、徴収指導員を1名配置し、その指導員とともに、差し押さえ、滞納処分についての検討をしていただき、それに基づいて作業を進めており、職員も努力はしているが、結果的には徴収率が下がっている状態であり、今後については、収税体制の強化、職員の専門的な知識を十分取得し、市民の皆様にご理解いただき、なおかつ担税能力があるにもかかわらず、納めていただけない方については、強制執行等も考えていかなければならず、そのためには専門職員の強化をさらに図っていきたいとの答弁があり、この答弁に対して、他市の状況と比べた場合、本市については、処分内容等について、よい結果が出ていることは認めるが、納税に対して不公平なことのないように努力をされ、人員の増なども検討され、徴収に努力されたいとの要望があり、この要望に対して、昨年より行政改革の一環として、税務部を総務部に統合し、体制の強化にも努力しているが、残念ながら平成8年度は前年度に比べて落ち込んでいる。また平成9年度においても、徴収率を上げるように努力し、市民の負託に応えたいとの答弁があり、この答弁に対して、徴収体制について人員をふやすことが困難であるのであれば、部課長級の職員に徴収に当たってもらってはどうかとの問いに対して、総合的に勘案しながら現員勢力の中で進めていきたい。また他市町村でも管理職による徴収を行われているところがあるが、それらも参考にしながら、本市の状況に合わせたいとの答弁がありました。  次に第3款、民生費の質疑において、生活保護者の医療費は無料となっているが、中には病院へ行くことで寂しさを紛らわす人がいるという話を聞くが、医療費のむだ遣いになっているのではないかとの問いに対して、生活保護世帯から医療の申請が行われた時点で、医療意見書により専門医師の判断で医療を受ける必要があると認められた方々に対して医療扶助を行っており、また入院の場合も含めて長期の治療になったときは3カ月や6カ月に一度、改めて医師の意見書を求めたり、同一病名で複数の病院で並行して診療も受けようとした場合には、医療券を発行しないなど、適切な対応を行っているとの答弁がありました。  次に市内で過剰診療が行われていないのかとの問いに対しまして、実態を把握するのは難しいが、戻ってきたレセプトを専門医が点検し、合わせて嘱託医師に相談して、疑いのあるときは適正な処置を行っている。また、不正がないよう県の機関で定期的に病院に対する指導も行っているとの答弁がありました。  次に、市内の老人ホームに入っている方々は、施設に対して希望や不平・不満があっても、入所させてもらっているという立場上、なかなか経営者に言い出せないと聞いているが、本市は老人ホームに措置費を出している点を踏まえて、どのように考えるかとの問いに対して、各施設とも県の許認可により設立されており、県が直接指導を行っているが、市としても衛生上の問題点を話し合ったり、職員の指導を行ったりして、連絡を密にしており、入居者の中で市内の方々から要望等があれば、施設と相談しながら受け入れてもらえるように努力していきたいとの答弁がありました。  次に県内の特別養護老人ホームへの入所待機者が大変多くなっており、新聞でも話題になっているが、市としての考えはどうかとの問いに対して、現在、本市には特別養護老人ホームが三つ、養護老人ホームが一つあり、計画が予定どおりに推移してきており、新しい施設の設置は考えていない。ベッドの増床については204床の計画であったが、やや多い210床となっている。今後は在宅福祉を主として、ディサービスセンター、ケアハウスなどを多くつくっていきたい。また待機者が多いのは、すぐには入所できないという思いから、申し込みがふえたのではないかと考えているとの答弁がありました。  次に、老人ホームの入居者は、家庭での介護ができず、やむなく施設に預けられていることが多く、家族との関係がよくはなく、定期的に家族が訪問しているのはごく少数であるという現実を踏まえて、福祉行政にさらに力を注いでほしいとの要望がありました。  以上で民生費の質疑を終わり、次に、第4款、衛生費の質疑において、厚生省から100トン以下の焼却炉の廃止の方針が打ち出され、今年度中に各都道府県に具体的な廃止計画を作成する通達があったが、将来的に実現すると近隣の市町村から事務組合をつくって事業を行うという意見も出てくると考えられるが、本市としてはどのような方式を考えているのかとの問いに対しまして、国から通達は来ているが、しばらくの間はまだ100トン以下の炉も使用ができる。今後については、現在は広域で事務組合をつくらず単独方式で進めていくように考えているとの答弁がありました。  次に、市内の残灰処理の状況はどうかとの問いに対して、平成8年8月から、大阪湾フェニックス計画に参画して、全量運搬して処分しているとの答弁がありました。  次に、最近、県の廃棄物対策室の調査結果が発表され、ダイオキシンが本市では64ナノグラムという高い濃度になっているが、国の方から5年以内に低く抑える方針が打ち出されているが、市としての考えはどうかとの問いに対して、現在、国の基準が87ナノグラムとなっており、本市は基準をクリアしているが、5年後には1ナノグラムに抑えられることになり、今の炉ではとても無理であるので、新炉で対応していくことになる。また、新炉の完成までの対策として、ゴミ質の均一化や燃焼ガスの滞留時間の延長により、炉内の安全燃焼を図っていく必要がある。なお、新炉の建設に当たっては、周辺の十分な環境調査を行っていきたいとの答弁がありました。  次にゴミ処理対策費の再資源集団回収報償金と焼却場管理運営費の処理手数料の内容を問われたのに対して、報償金は集団回収した資源ゴミの支払いで、市内の139団体に1,344万2,342円、六つの業者、登録団体に476万7,545円という内訳になっている。また、手数料は残灰や金属類等の処理代金で、2級鉄、冷蔵庫、洗濯機、クーラー等で1,352万7,100円、缶・瓶類で1,733万4,510円、フェニックス計画への支払いが2,031万5,720円となっているとの答弁がありました。  次に、現在資源ゴミの回収業者は、組合制度をつくり事業を行っているのが、奈良県資源回収組合という県の許可を持った団体があり、その傘下の各支部ともよく協議していくべきではないか、また、リサイクル法が4月1日から施行され、それに伴って行っているリサイクルプラザの建設事業に関しても、現場の声をよく聞きながら、完成を目指してほしいがどうかとの問いに対して、今後は組合支部に配慮し、また、市内業者とも協力し、コミュニケーションを図りながら事業を進めていきたいとの答弁がありました。  次に、市内のし尿収集について、現在三つの業者が行っているが、それぞれに許可を与えているのかとの問いに対して、過去から、おおやまと環境整美事業協同組合に許可を与えて、残りの二つ、橿原市清掃社と橿原大和清掃事業所については、営業所という扱いで書類を取り交わしているとの答弁がありました。  次に第5款、労働費の質疑において、各団体に対して補助金を出されているが、どのような基準で出されているのかと問われたのに対して、全体にわたる補助金要綱というものはなく、市長の専権事項として現在までの関連や事情等も聞いた上で、各関係者とも調整をとり決定しているとの答弁があり、これに対して今後一定の手順を踏んで申請されたら出していただけるのかと問われたのに対して、要望等があれば中身を十分慎重に審議をし、誠意をもって対処したいとの答弁がありました。  次に第6款、農業費の質疑において、農業振興費で花き生産改善研究委託料の内容と、本市でもコメが余るという状況の中、施設園芸の促進対策事業補助金を出され、減反政策としては非常によいことだと思うが、一方環境問題としてこれらの施設園芸農家から出されているビニールハウスの廃ビ処理について問題が出てきているため、県では「園芸用廃棄物のプラスチック適正処理推進委員会」を設置されているが、本市でも、この推進委員会にのっとった処理をされているのかと問われたのに対して、花き生産については、新品種の導入のため、栽培技術の改善及び普及促進、また健全な育成を図ることを目的とし、橿原東部農協に委託しているものである。  また、施設園芸促進対策については、グリーンアスパラ、イチゴ、鉢花に対して、市の特産とすべく力を入れ、補助しているものである。なお、廃ビニールの処理については、市と農協と施設園芸農家でつくられている研究会との三者で協議会をつくり、その協議会で決めた費用負担に基づき4トンのコンテナ9台分を業者に処理願っている状況であるとの答弁がありました。  次に第7款、商工費の質疑において、観光費の、かしはらの観光と物産展運営委託料の金額が多額すぎるのではないかと問われたのに対して、これについては東京の武蔵野市の近鉄百貨店東京店で、市政40周年と宮崎市姉妹都市盟約30周年を記念して行ったものなので、この金額となったものとの答弁がありました。  次にサイクリングターミナル運営費で、毎年3,500万程度の赤字が続いているようだが、そろそろ運営方法や料金等も見直すべきではないのかと問われたのに対して、この施設を設置した趣旨は、青少年の健全育成を目的に建てられたため、金額の問題よりもどれだけ利用されているかというところに大きなウェイトがあると思っている。したがって、昨年からの毎月の使用状況等を報告させているが、本年8月だけでも宿泊、研修等で1,852名の利用があったところである。しかし、建築後約20年ぐらいになることから、周辺一帯のことも考え合わせ、中身についても十分検討したいとの答弁がありました。  次に第8款、土木費の質疑において、国道169号線の歩道の中に、小さな供養塔が建てられているため、障害者の人が車いすで通行することができず、困っているので対策をお願いしてから随分時間がたつのに改善されていないが、どうなっているのかと問われたのに対して、169号線だけでなく、よく道路上に供養塔や地蔵さんが建てられているが、これについては市であっても、県であっても許可をするということはない。死亡事故等が再度発生しないようにという意味も込めて、無断で建てられているのが現状であり、建立者について調査をしても、なかなか判明しないのが現状である。しかし、ご指摘の場所については建立者がわかったため、道路管理者である県の桜井土木事務所から申し入れをしていただいており、近々に結果が出てくると思っている。いずれにしても、ご遺族の気持ちも考えると強硬にはやりづらいという面もあるので、ご理解願いたいとの答弁がありました。  次に、今定例会に提案されている、「明るいすみよい町づくり条例」が制定されることに伴って、市内にある大きな公園などの草刈りや清掃はどのようにされていくのかと問われたのに対して、大きな公園や児童公園でも地域の方々だけでは難しいところや、危険性のある公園については市の予算の中で業者への工事として発注しているが、工事請負費で高くなる面もあるので、今後は先般設立されたシルバー人材センターへも委託をし、管理していきたいとの答弁がありました。  次に耳成駅前の駐輪場の設置は計画されているのかと問われたのに対して、現在設計中であるが、年明け早々にも供用開始をしたいと考えているとの答弁がありました。  次に、土地区画整理事業費に関連して八木駅南の区画整理事業で、内膳池の共有地にまつわるいろいろな権利の調整に関する約束を市と地元内膳町との間で取り交わされ、市も今日まで整理調整に当たられているが、水利権の問題については、まったく調整等をされていないようだが、どのようになっているのかと問われたのに対して、土地の関係についてはすべて合意いただけたが、ご指摘のように水利関係についてはまだ解決には至っていない現状である。これについては昭和63年の当初の事業計画のときから、当然整理を要する問題と認識し、話し合いも何十回となく重ね、今日まで継続してきてはいるが、当初から底地権者と水利関係者とは相反する見解をお持ちになっていたし、権利評価の点でも大きな開きがあったため、長期にわたる期間がかかっている。  最近の動向としては、昨年度造成を実施したが、これを契機として何とか解決を図るべく従来の水利関係の役員を窓口として申し入れをしたり、呼びかけを行ったりしている状況であるが、関係者の間でも農業に関する思いや評価がいろいろであって、足並みがそろいにくいように伺っている。私どもとしては、できるだけ早く整理、解決したいという願いから申し入れ等は続けているが、地元で全体としての取りまとめができないことから、回答待ちという現状であるとの説明があり、これに対してこの交渉窓口は水利組合であるとされているようだが、水利権というのは個々の田んぼについているのだから、個人個人の話し合いと両立をして取り組み、早急に解決するようにしてもらいたいとの要望がありました。  次に第9款、消防費の質疑において災害対策費の公共施設耐震診断委託料の内容を問われたのに対して、平成8年度で小学校4校、保育所3カ所、市役所本館、四条城殿町の市営住宅、かしの木園、千塚資料館、千寿荘で耐震診断を実施したところであるが、今後、この結果をもとにして耐震性の確保や強化等の方策をとっていかなければならないが、10年度までに関係課と対策を協議した上で、10年度から年次的に行っていきたい。なお、今後も年次的に市内の指定避難所になっている屋内体育館について昭和56年の建築基準法改正前に建てられたものに限定をして耐震診断を進めたいとの答弁があり、これに対して、地震等の災害については、いつ起こるのかわからないのだから一日も早い対策をお願いしたいとの要望がありました。  次に第10款、教育費の質疑において学校図書館法の改正により、国の学校図書整備5カ年計画として毎年交付税に参入されていたと思うが、本市でも学校図書の充実は図られているのかと問われたのに対して、交付税措置に基づき各学校へ配当しており、各学校で購入していただいていると考えているとの答弁があり、これに対して、この予算が図書の購入に充てられず、物品の購入費に使われていると聞くので、一度きっちり調査願いたいとの要望がありました。  次に、市内の各中学校で運動場や体育館を夜間開放されているが、9時までの使用時間なのに体育館では10時、11時まで使っているのが見受けられるが、仕事の後9時までというのは早過ぎると思われるので、開放時間を10時ぐらいまでに延長してあげて、使用時間をきっちり守っていただく指導をしていただきたいとの要望がありました。  次に、各中学校の夜間警備については、警備保障会社に委託されているようだが、電気の消し忘れや門扉の閉め忘れなどが見受けられるので、きっちりした対応の要求と、巡回日誌の提出を義務づけるようにされたいがどうか、と問われたのに対して巡回日誌については、一カ月おくれではあるが、この月に前月分を提出願っているとの答弁がありました。  次に、夜間中学校が本市でも開校されて随分たつが、この中学校の設立された目的は、昔、義務教育を受けられなかった日本人のために開校されたと思うが、現在、市内在住の日本人の方は何人通学されているのかと問われたのに対して、9月5日現在で、市内の方は41名が通学されており、そのうち日本国籍の方が19名、韓国、朝鮮、中国、ペルー、フィリピンなど外国籍の方が22名であるとの答弁があり、この答弁に対して本来の夜間中学校の開校の趣旨は、戦争などにより残念にも義務教育を受けられなかった日本人を対象に始められたものであるのに、現在ではその趣旨からかけ離れたものになっているため、もう一度考え直すべきではないのかとの問いに対して、夜間中学については、今日までいろいろな課題を持って進めており、その一つが外国籍の方の問題であって、単に働きに来られている方については、極力、日本語教室の方へ回っていただくよう努力しているが、日本に永住し、生活をする中で必要とされる濃度の濃い日本語の学習をしたいということで夜間中学を希望される方もおられる。今後についは、建物の広さと受け入れ体制の問題や他市町村からの受け入れについても、しっかりした展望を持ちながら進めていきたいが、現状としては来られる生徒の生活体験の違いやニーズの違いから、難しい問題もあることは事実であるとの答弁があり、この答弁に対して予算的には1,000万円という予算を組まれている中、外国籍の方々にそうした場を提供する必要性も理解できるが、夜間中学の本来の趣旨から逸脱している中で、もう一度とらえ方を検討されたいとの要望がありました。  次に、いじめ、不登校対策指導員の内容について問われたのに対して、いじめ、不登校について直接カウンセリングをする目的と、教育相談室での指導、また正規の教師がそうした問題にかかる時間にかわって授業を行うのが目的であるとの答弁があり、この答弁に対して、教育相談室の設置状況を問われたのに対して、指導員の配置を始めてから今までの生徒指導部という形ではなしに、教育相談室を設ける学校が徐々にふえており、時代を反映した形で教育相談に努力しているとの答弁があり、この答弁に対して最近、指導員やカウンセラーの問題で、その方々が高齢であることから、親からの拒否感が強く、カウンセラーの資格についても疑問視されているといった批判が多いようだが、指導員等の資格については、どのようになっているのかとの問いに対して、いじめ、不登校対策指導員として各学校に配置している方については、主には教諭免許を持ち、臨床心理を修得されている方である。また、カウンセラーについては、県の事業として平成7年度、8年度でモデル事業として各中学校にカウンセラーとして臨床心理士を週に2日配置していただいているとの答弁があり、この答弁に対して、現場サイドからは週に何回か指導員やカウンセラーを派遣されるより教師一人をふやされたいとの要望が強いが、そうしたことは行政として考えられないのかとの問いに対して、いじめ、不登校対策指導員については二つの業務があり、心理面の相談にものれるように研修も重ねていただいている。また、カウンセラーについても、現況では臨床心理士の資格経験をお持ちの方が少ないため、県から派遣いただく分は別枠でお願いしている。また、それぞれが不評であるということは聞いていないが、今後活動内容についても反省を加えながらこの制度を続けていきたいとの答弁がありました。  次に、学校給食について、今年食中毒が発生したことと、昨年のO-157の発生から、設備の充実に力を入れられているが、合わせて食材を搬入する業者選定の方法や、管理体制の強化について、再度考えていくべきではないかとの問いに対して、搬入業者の選定については入札方式をとっており、搬送は冷凍庫を使うように指示している。また、選定時点においては、それらの業者の事務所や倉庫等を視察して選定している。また、現場の管理については、栄養士10名を配置し各学校に指導に行くという状況であるとの答弁があり、この答弁に対して業者の搬入については、食材別の保管の基準をしっかり決めて、それに対応できる業者を選定しなければ、受け入れ体制ばかりを強化してもむだになるため、もう一度見直しをしていただきたい。また、管理体制についても、毎日続けることが大切であり、それらの強化を図られたいとの要望がありました。  次に、今回の決算全般にわたって不用額や繰り越しが多く見られるが、事業を始める際、議会で議決された後がスローになっている傾向があることから、それらを注意し、やむを得ない限り不用額等にならないよう努力されたい。また、地方の時代と言われている現在、予算書を見ても毎年同じことの繰り返しではなく、新しいアイディアを出し事業に取り組まれるように努力されたいとの意見があり、この意見に対して事業の進行については鋭意努力をし、前市長や前々市長から引き継いだものについても取り組んでいる。そうした中で、新規に事業を始めるということは財政的にも困難な面もあるが、まずソフト面の充実を図り、本市がおくれている教育、福祉についても数年先には完成できるよう努力し、合わせて大きな事業の完成も図っていきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、委員長と副委員長が交代し、討論に入りました。その中で、委員の住友より橿原市の地方財政計画を見ると、国の補助事業が減り、市の単独財源で行う形になっており、また起債を起こして地方債に切りかえをされているが、その推移も5年ほどで逆転をしている。こうしたことから本市の財政上も非常に公債費がふえてくる状況の中で、地方交付税の算入はあるが、これは国税3税に限られており、財政そのものが締めつけられてきている。それに合わせて、国では臨調・行革が推し進められ、本市の構成比率も依然として土木建設が優先されている。それに比べて、老人問題を初めとする福祉施策や同和問題の解決をおくらせるような人権条例の制定がなされている。また、大変な不況の中で商工業者に対しての商工費も少なく、歳入においても依然、地方税の大口滞納者があり、まじめに納めている市民からは納得いかないものになっている。こうしたことから反対するとの反対討論があり、次に森本委員より、バブルの崩壊以後、景気の回復がなかなか望めない中で、税収も落ち込み、また借り入れ返済のピークを迎え、市の財政も非常に苦しい中にあって、いろいろと努力をされている。また、平成8年度は市制40周年の記念事業も無事終えていただいたことを評価する。  今後において、市税の滞納整理に一層の努力をされることを要望して賛成するとの賛成討論があり、起立採決の結果、起立多数で本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  審査の結果は以上であります。  以上、ご報告申し上げます。 52: ◯議長(平沼 諭君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 53: ◯議長(平沼 諭君) これをもって質疑を終わります。これより討論に入ります。討論ありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 54: ◯23番(青木光治君) 日本共産党を代表いたしまして、反対の討論を行いたいと思います。  先ほど住友議員の委員会での反対討論もあったんですが、まず第1の問題として、借金財政がますますひどくなっているという、こうした点が挙げられると思います。今、国の地方財政計画では補助金をできるだけ切り縮めて地方債を奨励するというような形になっておりますが、この橿原市におきましてもこうした国の施策を受けまして、橿原市で普通建設事業が今回の決算の中では32.7%なんですが、その中で単独事業が補助事業の1.57倍となっているという問題があると思います。こうした結果、橿原市の市債、8年度で31億8,000万新たにふえていると。こうしたことが福祉や教育の予算に大きなしわ寄せとなっているという点がまず挙げられると思います。  続きまして、構成比率を見ました場合、民生費や教育費がふえているという点は評価できるんですが、これが土木の28.3%に比べまして民生費19.9、教育13.9、とまだまだ低いということが挙げられると思います。また、今、不況の中で商工予算というのは大切でございますが、これが1.3%とまだまだ少ないという点が挙げられると思います。また、同和行政に関しましても従来の差別を固定化するような施策が続けられている、こうした点も問題だと思いますし。また歳入の方に関しましては、7,600万円もの高額の滞納者やまた、住専関連の3社の固定資産税、土地保有税、こうしたところに対する滞納がほとんど回収されていないという、こうしたことが大きな問題として挙げられると思います。こうしたことに関しましては、一般のこつこつとまじめに税金を支払っている市民が到底納得できないということですので、こうしたことで歳入に関してもこういうふうな問題点があると。
     以上のような観点から反対討論としたいと思います。 55: ◯議長(平沼 諭君) 井上君。              (21番 井上龍将君 登壇) 56: ◯21番(井上龍将君) 平成8年度一般会計決算認定については賛成いたすものでございます。  平成8年度は、国及び地方においても非常に厳しい財政事情であり、本市においても地方債の借り入れ残高が過去最高に達するという厳しい状況下で、市民の希望、要望にこたえるために福祉事業の充実を初め、教育の振興、都市基盤の整備等の施策を意欲的に進められており、また平成8年度は橿原市市制施行40周年、宮崎市との姉妹盟約30周年にも当たる記念すべき年でもあり、各種記念事業も開催されております。今後も橿原市民のために健やかで、安心して暮らせる町づくりに努力されることをお願い申し上げまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 57: ◯議長(平沼 諭君) これをもって討論を終わります。  認第1号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立する者あり) 58: ◯議長(平沼 諭君) 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり、認定されました。暫時休憩いたします。               午前11時35分 休憩              ──────────────               午後1時03分 再開 59: ◯副議長(長谷川雅章君) 議長と交代いたしました。休憩中の本会議を再開いたします。  直ちに日程に入ります。 ──────────────────────────────────────── 日程第10 認第2号 平成8年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい            て 60: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第10、認第2号、平成8年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 61: ◯24番(住友 均君) 本件については、9月11日に決算特別委員会を開催して審査しました。  質疑の方法については、歳入歳出一括で行きました。  まず、西暦2000年の4月から実施されようとしている介護保険については、その運営方法の試案の中で、国保世帯については介護保険料をこの国保税にのせていくという状況だと聞くし、また一方、高齢化社会を迎えるに当たり、ますます医療費が増大する状況でもあるため国保税の徴収システムをきっちりつくり、安易な不能欠損処分を行わず、徴収に努力しないと大変なことになってくると思われるので、これらも考え合わせた滞納処理をお願いしておきたいとの要望がありました。  以上で質疑を終わり、討論に入る前に副委員長と委員長を交代し、討論に入りました。その中で、委員の住友より、本来国保については低所得者層が多く、福祉的な目的をもった保険であるにもかかわらず、平成8年度には応益割合の引き上げや、最高限度額も引き上げられるなどの改悪があり、実際上は低所得者層に負担が重くなった経過があり、さらに保険医療の給付費の補助率や事務費が引き下げられる一方、保険安定基盤整備でも、市町村の負担金をふやされ、国保財政の悪化の原因となっている。いずれにしても、応益割合の引き上げ、最高限度額の引き上げ等がのせられているこの決算には反対せざるを得ないとの反対討論があったため、起立による採決を行った結果、起立多数で本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告します。 62: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 63: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 64: ◯23番(青木光治君) 反対の立場から討論を行いたいと思います。  8年度には条例が改定されまして、一つは限度額の引き上げ、もう一つは資産割を引き上げて、均等割、平等割を引き上げるという、こうした条例改定が行われましたが、日本共産党は国保税の値上げとなり、低所得者層に重い負担の押しつけとなるということで、こうした条例に反対いたしました。こうした立場から今回のこの決算に関しましても、反対を表明いたします。さらに合わせまして、国保財政が苦しくなった最大の原因は医療費の給付費の補助率の引き下げ、これが45から38.5%に引き下げられたために苦しくなったというのが最大の原因であり、こうした負担を市民に押しつけるという立場は当然承認できるものではございません。また、医療費を少なくするためには、早期発見、早期治療というのが大切でございますが、こうした保健予防に対しても不十分な点があるという点を指摘いたしまして、反対の討論といたします。 65: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって討論を終わります。  認第2号について、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 66: ◯副議長(長谷川雅章君) 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第11 認第3号 平成8年度橿原市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 67: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第11、認第3号、平成8年度橿原市老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 68: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました。なお、討論に入る前に委員長と副委員長が交代し、討論に入りました。その中で、委員の住友より老人医療費の窓口負担が引き上げられたことや、入院が長引くほどに診療報酬が低くなり、お年寄りを病院から締め出すようなシステムになっていることにより、反対するとの反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数で本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 69: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 70: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 71: ◯23番(青木光治君) 反対の立場から討論を行います。  老人保健に関しましては、国の老健法の改悪に伴いまして、窓口負担の引き上げが行われておりますが、この平成8年度におきましても、新たに外来が1,020円に、また入院が710円に、こうした新たな引き上げが行われております。また、入院が長引けば長引くほど診療報酬が少なくなり、そうして患者が追い出されるという、そうしたことも起こっております。こうした国の施策をそのまま受け入れているということで、こうした決算にも反対を表明したいと思います。 72: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって討論を終わります。  認第3号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立する者あり) 73: ◯副議長(長谷川雅章君) 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第12 認第4号 平成8年度橿原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ            いて 74: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第12、認第4号、平成8年度橿原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 75: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました。なお、討論に入る前に委員長と副委員長が交代し、討論に入りました。その中で委員の住友より、公共料金に消費税が導入されていることにより、反対するとの反対討論があり、起立による採決を行った結果、起立多数により本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 76: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 77: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 78: ◯23番(青木光治君) 反対討論を行います。  下水道に関しましては、早く通してほしいという市民の要望が強くあり、こうした要望に十分にこたえられていないという、そうした点がまずございます。それに加えまして、消費税の問題がございます。日本共産党は、消費税は所得の低い者ほど負担が重くなるという、そうした点から反対を貫いておりますが、こうした消費税を公共料金に転嫁いたしましたならば、所得の低い者の生活がさらに苦しくなるという、そうした問題がございます。  以上の観点から、反対いたします。 79: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって討論を終わります。  認第4号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (起立する者あり) 80: ◯副議長(長谷川雅章君) 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第13 認第5号 平成8年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認            定について 81: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第13、認第5号、平成8年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 82: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました結果、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 83: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。            (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 84: ◯副議長(長谷川雅章君) 質疑、討論省略の声があります。これをもって質疑、討論を終わります。  認第5号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 85: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第14 認第6号 平成8年度橿原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について
    86: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第14、認第6号、平成8年度橿原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 87: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました。  まず、八木駅前の立体駐車場について、月極の利用を希望しているが、なかなかできないという市民の声があるが、現在どのような状況なのかとの問いに対して、当初は近隣の商店街に迷惑がかかるということで月極45台分を利用してもらっているが、以前から新たな月極の利用は一切認めていない。橿原神宮前駅東出口の立体駐車場はオープン当初から月極はなしで、一時預かり専用となっているように、市の方針としては広く一般市民の方に利用してもらえるように、月極はふやさないとの答弁がありました。  次に、公共施設整備基金積立金について、施設の耐震検査で危険な結果が出た場合、修理費として使用できるのかとの問いに対して、積立金は駐車場会計収支の余剰分を新たな公共施設をつくっていく場合に備えたものであるので、修理等で一般財源に不足を招くときは、財政調整基金などを活用していきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、委員長と副委員長が交代し、討論を行いました。その中で、委員の住友より、公共料金に消費税が転嫁しているので反対するとの反対討論があり、起立により採決した結果、起立多数により本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 88: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 89: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 90: ◯23番(青木光治君) 反対討論を行います。これに関しましても、消費税の問題で反対を表明したいと思います。  今、不況の中で市民の生活は大変苦しくなっており、さらに市民に負担を強いる、こうした公共料金への消費税の上のせに、我が党は反対しております。こうした点から反対を表明します。 91: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって討論を終わります。  認第6号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 92: ◯副議長(長谷川雅章君) 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第15 認第7号 平成8年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算            認定について 93: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第15、認第7号、平成8年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 94: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました結果、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 95: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。            (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 96: ◯副議長(長谷川雅章君) 質疑、討論省略の声があります。これをもって質疑、討論を終わります。  認第7号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 97: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第16 認第8号 平成8年度橿原市墓園事業特別会計歳入歳出決算認定について 98: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第16、認第8号、平成8年度橿原市墓園事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 99: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました。  まず、墓地管理料滞納繰り越し分について、現況と対策を問われたのに対して、平成6年度分で2件、7年度分で3件、8年度分で11件、8月末現在で過年度分が合計16件、8万円となっており、差し押さえができないので、関係職員が説得して納入してもらえるよう努力しているとの答弁がありました。  次に、現在の墓園数と今後の計画を問われたのに対して、4,867基が使用中であり、残面積から考えると1,200基程度のスペースがあるが、需要と動向を見ながら、分譲していきたい。また、それ以降については、周囲の環境等を考え合わせると直ちにふやすということは難しいので、今後さらに関係者と協議していきたいとの答弁がありました。  次に、墓地の永代使用料について、許可が出て使用料を納めた後に墓地を返す場合、使用料の返還は行っているかとの問いに対して、区画に石碑を建立しないでそのままの状態で返す場合は使用料の6割を、石碑を建立した場合は石碑を取り除いて更地に戻した上で2割を、それぞれ返還するとの答弁がありました。  以上の結果、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 100: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。            (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 101: ◯副議長(長谷川雅章君) 質疑、討論省略の声があります。これをもって質疑、討論を終わります。  認第8号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 102: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第17 認第9号 平成8年度橿原市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定に            ついて 103: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第17、認第9号、平成8年度橿原市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 104: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました結果、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 105: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。            (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 106: ◯副議長(長谷川雅章君) 質疑、討論省略の声があります。これをもって質疑、討論を終わります。  認第9号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 107: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第18 認第10号 平成8年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定につ             いて 108: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第18、認第10号、平成8年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 109: ◯24番(住友 均君) 本件につきましては、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました結果、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 110: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。            (「質疑、討論省略」と呼ぶ者あり) 111: ◯副議長(長谷川雅章君) 質疑、討論省略の声があります。これをもって質疑、討論を終わります。  認第10号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 112: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 ────────────────────────────────────────   日程第19 認第11号 平成8年度橿原市上水道事業会計決算認定について 113: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第19、認第11号、平成8年度橿原市上水道事業会計決算認定についてを議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。決算特別委員長、住友君。              (24番 住友 均君 登壇) 114: ◯24番(住友 均君) 本件については、9月11日に決算特別委員会を開催して審査いたしました。  質疑の方法は一括で行いました。  まず、大滝ダムも平成11年にできるという中で、今後の自己水の考え方を問われたのに対して、古川浄水場については、水源の水質がかなり悪化してきており、近い将来、かなりの金額をかけた高度な水処理をしなければならず、そうなってくると結果として県水にたよる方が経費も安くなるという考え方もなりたつ。しかし、一方では非常時の自己水の確保という保険的な問題もあるので、これらの点も十分勘案し、さらに大滝ダムの完成等も頭に入れながら将来を考え検討していきたいが、一応現在の計画では来年度に古川浄水場については水処理の方法も合わせて改修を考えているとの答弁がありました。  次に、平成8年度の水道料金で不能欠損として9件、162万7,000円を処分され、監査委員からも指摘されているが、どのように考えているのかと問われたのに対して、我々としては真摯に受けとめ、今後このようなことのないように厳正な処置をしていくことはもちろん、悪質なものについては法的な手段で対抗してまいりたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終わり、討論に入る前に副委員長と委員長を交代し、討論に入りました。その中で、委員の住友より四拡事業の中で行われた水道局舎の過大投資により、その償還に利子が膨らみ、平成8年度がピークになったという状況の中、上水道会計も大幅な赤字となったため、平均19.5%の値上げをし、市民に負担を押しつける形となっており、さらに県水への高依存度についても問題があることから、この決算には反対せざるを得ないとの反対討論があったため、起立による採決を行った結果、起立多数で、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 115: ◯副議長(長谷川雅章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) 116: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。青木君。              (23番 青木光治君 登壇) 117: ◯23番(青木光治君) 反対討論を行います。  平成8年6月から料金改定が行われ、平均19.5%の値上げが行われました。橿原市では高い県水へ依存し続け、自己水の確保を怠ってきた、そうした結果でございます。また、水道庁舎建設による過大投資を市民の犠牲で穴埋めするのは、到底承認できることではありません。また、公共料金への消費税の転嫁という点からも反対を表明したいと思います。 118: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって討論を終わります。  認第11号について採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定であります。  本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 119: ◯副議長(長谷川雅章君) 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。  お諮りいたします。日程第20、決第10号から日程第22、決第12号までの、以上3件については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 120: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって日程第20、決第10号から、日程第22、決第12号まで、以上3件については、委員会の付託を省略することに決しました。 ────────────────────────────────────────      日程第20 決第10号 農業農村整備事業の促進に関する意見書 121: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第20、決第10号、農業農村整備事業の促進に関する意見書を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。森本君。              (16番 森本平雄君 登壇) 122: ◯16番(森本平雄君) 本件につきましては、議員さんのお手元に配付させていただいております意見書の内容をご照覧いただきたいと思います。農業生産というものは、我々国民生活の生命線の一つであろうかと思います。最近、ウルグワイラウンドを含めて農村、農業整備事業に対して厳しい環境になってきたかと思います。この農業政策、安全なものにし、そして我々国民生活が安全な生活を営めますように、この意見書の内容をご照覧いただきまして、議員各位のご賛同を賜りたいと思います。  これで、提案理由の説明を終わります。 123: ◯副議長(長谷川雅章君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 124: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 125: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって討論を終わります。  これより、決第10号について採決いたします。  本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 126: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 ────────────────────────────────────────     日程第21 決第11号 臍帯血移植の医療保険適用等に関する意見書 127: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第21、決第11号、臍帯血移植の医療保険適用等に関する意見書を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。森本君。              (16番 森本平雄君 登壇) 128: ◯16番(森本平雄君) 本件につきましても、議員さんのお手元に配付させていただいております意見書のとおりでございます。白血病や再生不良性貧血などの血液疾患に有効な治療として骨髄移植がありますが、ドナーには入院や全身麻酔での採取など負担が大きく、ドナー不足は深刻であります。こうした状況の中、最近、血液疾患の新しい治療技術として、赤ちゃんのへその緒や胎盤から採取する臍帯血を患者に移植する臍帯血移植が注目されているところでございます。しかし、この治療法は現状では医療保険が適用されておらず、さらに別紙意見書にあるように、問題が残されているように思われるわけでございます。国に対し、臍帯血移植治療が円滑に実施されるよう、意見書を提出したいと思いますので、議員の皆さんのご理解あるご賛同をいただきたいと思います。 129: ◯副議長(長谷川雅章君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 130: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 131: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって討論を終わります。  これより、決第11号について採決いたします。  本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 132: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────────────────────── 日程第22 決第12号 新たな道路整備計画の策定及び道路特定財源の堅持等に関する             意見書 133: ◯副議長(長谷川雅章君) 日程第22、決第12号、新たな道路整備計画の策定及び道路特定財源の堅持等に関する意見書を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。森本君。              (16番 森本平雄君 登壇) 134: ◯16番(森本平雄君) 本件につきましても、議員さんのお手元に配付させていただきました意見書をご照覧いただきたいと思います。  21世紀に向け、国土の交流基盤の形成を促進するとともに、活力ある地域づくりや、豊かな暮らしづくりを支援するために、国土構造の骨格を形成する高規格路線から日常生活の基盤として、市町村道に至る道路網の整備をより一層促進することが重要であろうかと思います。奈良県の道路整備の状況は依然として低い水準にあり、増大する車に対する交通安全の確保も十分でなく、道路の整備促進は重要な課題であるとともに、道路整備に対する県民の要望は極めて強いものがございます。今後も安定した財源を確保し、長期的な視野に立った確実な整備促進を図る必要があると思い、この際、国に対して意見書を提出いたしたいと思います。議員の皆さんのよろしきご賛同を賜りたいと思います。 135: ◯副議長(長谷川雅章君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 136: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。馬場君。              (22番 馬場 前君 登壇) 137: ◯22番(馬場 前君) この意見書に反対の立場から討論をさせていただきます。  96年度の予算を見ますと、道路関係の特定財源は特別会計分も含めて揮発油税2兆5,054億円。また、石油ガス税など300億円。自動車重量税、約9,100億円と、国税だけでも3兆4,000億円と膨大な金額に上っております。こうした中で日本共産党は一般会計あるいは道路整備特別会計、また港湾整備特別会計、空港整備特別会計からばらばらに出されている交通関係支出を一本化し、総合交通特別会計を創設することを提案をいたしております。また、愛知県知多半島では現在立派な高速道路があるにもかかわらず、新たに高規格の農道を建設をする、こういったことが行われております。特に建設省ではこうした財源を他に回さないために、不必要な道路計画が進められている、こういった立場からこれは重量税、ガソリン税等については一般財源にも流用し、国民の負担を軽くすることが今や求められていると考えますので、この意見書については反対をいたしたいと思います。 138: ◯副議長(長谷川雅章君) これをもって討論を終わります。  これより、決第12号について、起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立する者あり) 139: ◯副議長(長谷川雅章君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました3件の意見書の送付先については、議長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 140: ◯副議長(長谷川雅章君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま可決されました3件の意見書の送付先については、議長に一任することに決しました。  これをもって、本定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。  議員各位におかれましては、慎重審議していただき、なおかつ議会運営にご理解あるご協力をいただきまして本当にありがとうございました。心より厚くお礼申し上げます。また、理事者におかれましても、各議員から出されました意見なり、情報を十分に尊重していただき、今後市政各般にわたり、一層の努力を願いたいと存じます。 ────────────────────────────────────────                 市長あいさつ 141: ◯副議長(長谷川雅章君) この際、市長から閉会のごあいさつを受けることにいたします。市長。             (市長 安曽田 豊君 登壇) 142: ◯市長(安曽田 豊君) 閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し述べさせていただきたいと思います。本定例会におきましては、平成8年度各会計の決算認定を初めとし、「橿原市安全で住みよいまちづくりに関する条例」の制定、その他諸議案をご提案申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましては慎重なるご審議を賜り、ここに全議案滞りなく議了いただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。  さて、平成9年度も半ばを過ぎようとしております。職員一同、行政の円滑な執行に日々努力をしているところでございますが、依然といたしまして厳しい財政状況が続いている中、効率的で信頼でき得る財政運営を図るとともに、行政改革の推進につきましても鋭意取り組んでいるところでございます。本定例会中、議員の皆様方から賜りましたる貴重なるご意見、ご質疑等につきましては十分にその意を踏まえまして、今後の市政の執行に当たってまいる所存でございますので、議員各位におかれましても、なお一層のお力添えを賜りますよう、お願いを申し上げます。  以上、甚だ簡単ではございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。  どうもありがとうございました。(拍手) 143: ◯副議長(長谷川雅章君) それでは、これをもって平成9年橿原市議会9月定例会を閉会いたします。  どうもご苦労さまでございました。               午後1時42分 閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...